アミアカルバという魚が在庫でいます。
古代魚の仲間です。
一見、何の変哲もない普通の魚にも見えますが
その実にシンプルなスタイルがいかにも古代魚らしい風格です。
個人的に大好きな魚で相当な思い入れがあります。
来た時は5センチ位のベビーでしたがえこひいきしてエサをたらふく与え、今は30センチ程になりました。
店内でもかなりの存在感になりました。
以前はポピュラーな魚でしたが、現地で保護の対象になり今は数年に一度しか入荷がありません。
今回数年ぶりに問屋に入荷した情報が来ましたが、あえて無反応を決め込みました。
その様子を見て担当者も勧めても来ません。
心の中では喉から手が出るほどでした。
しかし何回か足を運ぶうちに我慢の限界でついに連れてきちゃいました。
売れていなくなっちゃえば諦めるつもりだったんですが。
僕に買えと言ってる声が聞こえちゃいます。
実はこれが最後のチャンスなんてこともよくあります。
やっぱり買っとけばよかったー!とか。
そんな強迫観念もありながら結局手を出しちゃうんですがね。
そもそも買うっていうか仕入れだし。
こうしてまた売りたくない趣味の魚が増えていきます。
運命の松ぼっくり
10年以上前の話です。
ある神社に行った時のことです。
ちょっと遠いので思い入れの強い訪問でした。
森の中を家族で散策しながらゆっくりゆっくり歩いていました。
まだ小さかった息子は松ぼっくりを拾うのにはまっていました。
その時確かにあまり見ないわずかに大き目の松ぼっくりを拾いました。
そしてそれを案の定、僕に預けてきました。
拾うなよ~と思いながらしょうがなく手にしてました。
しばらく歩き帰り間際、もう忘れただろうと道のわきにこそっと返したんです。
そして、そこを通りかかった息子。
なんと、また拾ったんです。
さっきの存在は忘れてて、大きいの見つけたー!とばかりに。
そしてまた同じうように「これ持っててー」と。
もはやこれは何かある。
神様からのお土産かなと。
その松ぼっくりは今もまだその時のお札と共に我が家に飾ってあります。
おかげで災いもなくそれなりに平和に過ごせてきました。
信じる者は救われる。
今回は生き物の話ではありません。
工具のはなし
ⅮIYが好きで大概のものは自作してきました。
好き以前に予算のこともかなりあります。
当然苦労の末に安くは上がります。
そもそもは工具類の興味から入ったかもしれません。
機械を集める趣味の結果と言うか。
工具をコレクションするための口実。
そして道具は使ってこそなんで。
使わない工具をただ持ってるのは一番恥ずかしいことです。
なので大概の電動工具は持ってます。
木工、鉄工、アクリル用といろいろあります。
鉄を切る高速切断機と言う大騒音と火花を派手に放つ工具があります。
それがこの前ついに壊れてしまいました。
思えば30年近く前、憧れの高速切断機を格安で買える機会がありました。
当時としては大金でしたがついに手に入れました。
そこから何100本と鉄を切ってきました。
プロ用ではないこの機械をこんなに使うとは、こいつ本人も想定外だったと思います。
無骨な機械なので、そうは壊れないはずですがさすがに寿命でしょうか。
まあ確かに見た目はだいぶボロボロです。
完全に元は取ったと思いますが、よく働いてくれました。
ありがとう。ご苦労様。
そしてまた新しいのを買わなければなりませんが、近頃の物は軟弱なものが多くすぐ壊れます。
世代の違う新しい新人とうまくやっていけるか、悩むところです
船で海釣り
先日海釣りに行きました。
しかも久しぶりの船釣り。
息子と二人で。
僕は基本的には船釣りはしない派なんですが、息子もいるしたまにはいいかと。
そこそこ大物を狙うには今は陸からでは釣れにくい時代なんです。
僕は釣りは「釣れなくても楽しい」その領域なんですが、一般的にはそうはいきませんから。
僕も久しぶりに漁船に乗りますが、もちろん息子には初めての経験です。
ほぼ徹夜の状態で船酔いの恐怖に怯えながら向かいます。
昔は本当の漁船にもよく乗りましたが、今は体が耐えられるかどうかも自信がありません。
その日は波の状態も良く、やはり大海原は気持ちがいいです。
船長の愛のある罵声と、波を乗り越え結果はまあまあでした。
アジ大漁、アマダイ、カサゴ、イトヨリダイ。
アマダイは息子がビギナーズラックで釣りあげました。
実はアマダイが今回一番の本命で、50センチ級の大型でした。
いろんな魚を食べてきましたが実はアマダイは食べたことがなかったんです。
なぜなら単純に高級だから。
うまいとは知ってましたが手が出ない代物です。
釣れるなら船で頑張る価値はあると狙ってましたがまさかこんなでかいのが釣れるとは。
アジは刺身で、買ったものとは違う格別のおいしさでした。
アマダイとイトヨリダイ、高級魚2種はソテーで想像以上の美味でした。
トータルで良い思い出ですが、何しろ一番大変なのが帰ってきてからの魚の調理です。
新鮮なうちにおいしく頂かないと釣れてくれた魚に失礼ですから。
疲れた体にムチ打ってやりますが、もはや修行です。
巣箱を設置
去年の今頃でしたが、店の端っこに巣箱を設置しました。
鳥が子育てに利用してくれたら嬉しいなと思い作りました。
春の産卵に間に合うように急ぎました。
大きい鳥には悪いですが小鳥専用です。
さらに狙いはシジュウカラです。
シジュウカラ専用の小さな入り口にしました。
しかしどうやら去年は来てくれなかったみたいです。
なかなか思うようにはいかないです。
位置が悪いか存在に気付いてないか。
今年も様子を見てみて少しづつ対策をしていこうと思います。
なんなら軒下にツバメもウェルカムなんですが。
近年はツバメが減ってきてるみたいです。
その理由は子育てに失敗してるかららしいです。
ツバメはあえて人の近くに巣を作ります。
他の動物の脅威より人間を信じたからです。
しかしそれを嫌った人が巣を落としちゃったりするのです。
なんてかわいそうな。
うちはそんなことはしないから来なよ~と伝えたいです。
今のところまだ信じてもらえてないみたいです。
アジアアロワナの話
最近アジアアロワナの在庫が増えてきてます。
アロワナには大きく分けて南米産とアジア・オセアニア産があります。
僕では昔からなじみがあるのは南米産のシルバーアロワナです。
しかし一般的にアロワナと言えばアジアアロワナになるかもしれません。
どちらも良い魚ですが、そもそも全く別物の扱いになります。
値段も存在も別の扱いです。
以前は皆の憧れの魚で、数十年前はもっと売れたもんです。
こぞって知識を得ていわゆる熱い良い時代もありました。
ちょっと悪い系の人たちには特に刺さるみたいで、その手の人はまっしぐらでしたね。
派手な色と迫力のスタイルに通ずるものがあったんでしょうか。
実はそれによってトラブルも多く以前は扱いを制限してた時期もありました。
純粋な魚好きの世界とはちょっと違う難しいやり取りが必要でした。
今はそっちの影響もなくなり、普通の良い魚として存在してます。
しかし関係があるかどうかは分かりませんが今は値段も下がりそしてあまり売れなくなったんです。
魚や生き物には流行とか新しいとか古いとかはないと思ってますが、実はあるんですかね~。
ハッタリや見栄、流行に翻弄されたかわいそうな存在かもしれません。
そんな人間社会の波がなくなりやっと普通の魚としていられる今。
アロワナにとってはどっちが幸せか。は、やはり人間の主観ですかね。
カメレオン入荷
カメレオンが入荷しました。
中でも一番飼いやすいと思われるエボシカメレオンです。
その昔は各種カメレオン扱ってたんですがこの店になってからは初めてです。
元々カメレオンはとても飼育が難しく爬虫類の中でもトップクラスです。
なのでずっと取り扱いを控えていました。
僕の意見でははっきり言って飼育不可能な生き物だと思ってます。
カメレオンは森林の中で自然に溶け込んで生息しています。
まるで植物の一部のように草花に同化する生き物です。
他の生物よりもその度合いは強いです。
なので、森に咲いてる花を摘んで持ってきたようなニュアンスです。
切り花はもう生き続けることはできません。
以前の経験からカメレオンは自然の中に置いとくべき生き物だな~。
と、実感してました。
今回来たのはCB繁殖個体なので、鉢植えに成功した野草みたいな感じです。
とは言えカメレオンなので心配でしたが、今回のはすごく状態良いです。
広いスペースに入れてあるので、それも良かったのだと思います。
思い切ってバシリスクとトッケイヤモリと同居させてます。
普通ならあり得ない組み合わせですが、環境さえよければ問題ないと言う事が目を見ればわかります。
爬虫類は特に眼球の表情が豊かです。
目は口ほどにモノを言う。とは人間以上に爬虫類に当てはまる言葉に思います。
幼稚園にヤギを
10年以上も前ですが、店でヤギを販売したことがあります。
仔ヤギがとてもかわいくて意外とすぐに売れていきました。
一度だけ売れ残って3か月程店にいたことがありました。
だいぶ大きくなってきちゃったので、このままではかわいそうなのでこちらから売り込みに行こうと思いました。
広い原っぱで草を自由に食べての生活が本来のヤギの幸せなので。
早くそうしてあげたいと思いました。
ヤギに興味があるとうわさで聞いていたある幼稚園に聞いてみました。
トントン拍子で決まり、さっそく明日にでも欲しいと言う事になりました。
「じゃ、明日10時につれてきます」と。
当日10時に園の駐車場に到着。
何やら園の入り口当たりに人だかりが。
表立つのが苦手な僕は嫌な予感を感じ騒がれる前にさっと渡してきちゃおうと、ヤギを連れて小走りに向かいました。
入る寸前に先生が慌てて出てきて「ちょっと待ってください!」と、しばし待機。
そして、「ではどうぞー!」と。
腹を決めましたが園児全員整列による大歓迎とヤギを連れた僕の大入場です。
垂れ幕まで用意して。
まーでも確かにそうですよね~。
園にヤギがやって来るんですから。
昨日来ることが決まってから教室は大騒ぎだったんだろうな。
みんなで垂れ幕を作って、ポンポンまで用意して。
入場の流れを練習して。
今思うと、さっと置いてこようとした未熟な僕を反省します。
子供たちにとっては大事件ですよね。
ママさん達もそれに立ち会おうと集まってきてたんです。
あんなに喜んでもらえて有難いのと、それに対する僕の意識の低さと。
なんだか甘酸っぱく切ない良い思い出です。
もしまたこんな時があればできる限り盛り上がろうと、思う所存です。
キャットはナマズのことです。
ホワイトテールキャットと言う魚が入荷しました。
レッドテールキャットが有名ですが全く別物です。
同じナマズの仲間ですがホワイトは東南アジア産。
レッドは南米です。
そして見た目も全然違います。
特徴は名前からして白い尾びれ。と思いきや全身真っ黒のむしろブラックキャットです。
尾びれの先がわずかに白いだけです。
なぜこの見た目でこの名前が付いたのか謎です。
僕が一番好きな魚として公言してるのがジムナーカスなんですが実はこのホワイトテールキャットがツートップで好きなんです。
なかなか入荷がなくとてもマイナーなのであえて言ってはこなかったのですが久しぶりに入荷したので紹介したいと思います。
大型ナマズが熱かったあの時代に南米勢に押されながらも存在感を醸していたのがこの真っ黒のナマズです。
みんなそれぞれ魅力的ですが鼻の長さ、体の長さ、太さ、全体のバランス。
絶妙な好みにハマったこの異色の存在に惹かれました。
欠点は非常に気が荒く混泳はできないと言う事。
だからあまり人気がなく入荷も少ないんですね。
実はこれらのツートップ、どちらも真っ黒と言う共通点があるんです。
色として黒が好きな訳ではないのですが、結果的にそうでした。
しかしこうしてまた、趣味寄りの不良在庫が増えていきます。
最近それが過ぎるような気もしますが好きなんでしょうがないです。
不遇の嫌われ者
当店名物のマダガスカルオオゴキブリがいます。
マダガスカル産の世界最大のゴキブリです。
ゴキブリと言っても羽がなく、動きも遅いのでいわゆるゴキとはだいぶ違うと思います。
あえて入り口正面に置いてあるためほとんどの人が悲鳴をあげます。
日本人の大半が嫌うゴキです。
なんでゴキブリってこんなに嫌われるの?ってお子さんに質問されたことがあります。
なかなか深い質問です。
その答えはずばり、人間がゴキブリを嫌うからです。
嫌われるからどんどんそっちに行く。
卵が先かニワトリが先かみたいな。
両者が揃って関係は出来上がるもんです。
人間からの嫌いの電波が作り出した嫌われの象徴。
見つかれば騒がれるか、もしくは殺されるか。
そんな受け身の結果があの行動に現れます。
そして更に嫌われる。
ひょっとしたら被害者かも。
しかしここまで来たらもう和解の道はないでしょうね。
僕はそこまでの恐怖心はないですが単純に害虫としてみてます。
お前らも大変だな。と思いながら駆除します。
そう言えば以前自宅でこのオオゴキブリが、ふたを閉め忘れて脱走してしまいました。
とんでもないことになった!
モンスターを放してしまった・・・。と、焦りましたがとりあえずホイホイを置いてみました。
次の日あっさり掛かってました。
やはりゴキブリなんだなと証明された出来事でした。