10年以上前の話です。
ある神社に行った時のことです。
ちょっと遠いので思い入れの強い訪問でした。
森の中を家族で散策しながらゆっくりゆっくり歩いていました。
まだ小さかった息子は松ぼっくりを拾うのにはまっていました。
その時確かにあまり見ないわずかに大き目の松ぼっくりを拾いました。
そしてそれを案の定、僕に預けてきました。
拾うなよ~と思いながらしょうがなく手にしてました。
しばらく歩き帰り間際、もう忘れただろうと道のわきにこそっと返したんです。
そして、そこを通りかかった息子。
なんと、また拾ったんです。
さっきの存在は忘れてて、大きいの見つけたー!とばかりに。
そしてまた同じうように「これ持っててー」と。
もはやこれは何かある。
神様からのお土産かなと。
その松ぼっくりは今もまだその時のお札と共に我が家に飾ってあります。
おかげで災いもなくそれなりに平和に過ごせてきました。
信じる者は救われる。
今回は生き物の話ではありません。